結婚した場合配偶者ができ今までの生活が一変します。ライフスタイルや人生設計が独身時代と大きく変わります。
結婚は人生の大きな節目の一つです。保険の加入・見直しが必要になるタイミングでもあります。
今後の人生設計を踏まえたうえで適切な保険を選びましょう。

結婚の保険見直し・保険設計の考え方

結婚した場合

結婚とは人生で１番といって良いほどの人生の節目です。このタイミングで適切な保険を選びましょう！

ライフスタイルから選ぼう！

家族構成や結婚後のライフスタイルは夫婦によって様々です。

結婚したからといって全ての夫婦が同じ保険が必要か？

いえ、今後の人生設計で選ぶ保険はことなります。

ここでは夫婦の関係やライフスタイルについて大まかに4つのカテゴリーに分けて説明していきます。より詳しい説明、プランの選び方は保険会社の方にご相談ください。

1. 妻は家庭にはいるのか（専業主婦）仕事を続けるのか（共働き）
2. 両親との同居するか、または二人で新居に住むか（家族構成）
3. 子供の出産は予定しているか。
4. 住宅ローンを組むのか。

この4つの項目の有無で必要になる保険が変わってきます。

ご夫婦で将来設計をまずしっかりと立てておくことが大切です。

妻は家庭にはいるのか（専業主婦）仕事を続けるのか（共働き）

妻が家庭に入る場合

一家の大黒柱である夫にはしっかりとした死亡保険と医療保険をかけましょう。

もし夫がなくなった場合は妻や子供がその後、必要最低限の暮らしができるようにするためです。その分妻に掛ける保険は必要最低限で良いと思われます。

最近は夫が家庭に入る場合（主夫）もありますから、その時は収入源である人の保証を手厚くしましょう。

共働きの場合

共働きの場合は収入源の多い方に手厚い保障をかけましょう。夫だから多いではなく、どちらかが欠けたときに家計に影響が出るリスクを回避するためには、稼ぎが多い方の保障を充実させましょう。

両親と同居する場合

両親と同居する場合は子育てや両親の介護、死後の費用（墓・葬式代）なども心配です。ですから結婚を期に、両親を含め保険についてもう一度見直すことが重要です。

子供の出産は予定しているか

今すぐに、というわけではありませんが、この先子供を作る予定・希望があるかどうかです。子供が欲しい場合は子供の養育費、生活費も含めて出費が多くなります。大黒柱が亡くなった場合配偶者がしっかりと暮らせていけるよう、死亡保険を充実させましょう。

住宅ローンを組むのか

住宅ローンを組むにあたり、様々な問題や課題が見えてきます。詳細は【住宅ローンを組んだ場合】をご覧ください。

以上4つのことを踏まえ、どのような保険にするかを決めてください。

4つのケースは複雑に絡み合い、すぐに答えは出ない可能性がありますが、保険会社の方とよく相談し、保険内容を見直しましょう。

保険を見直す際にまずは既存の保険をチェックしよう！

結婚前から既に保険に加入しているという方がいると思います

（独身時代に加入したものや付き合いで加入した場合など）

そのような保険は、そのまま放置しておくと問題です。

しかし、「加入したのが前で詳細を覚えていない・・・。」
という方も多いと思われます。ですから確認の意味もこめて今一度チェックしましょう！

こんな経験ありませんか？

1. 両親が掛けてくれた保険がある。
2. 会社で加入をすすめられたり、上司、知人から進められて加入している。
3. 独身時代に自ら保険を掛けていた。

このような保険は、「養老保険」（両親が掛けている場合）か大手生保の「定期保険特約付き終身保険」などが多く、『高額な死亡保障』にウェイトが置かれた設計になっている可能性があります（これらの保険商品でも、自分に合った設計であれば問題ありません）。

いずれにしても、夫婦のこれからの人生設計に沿ったプランなのかを今一度確認しましょう！

必要な保障の優先順位とは？

ご夫婦によって必要な優先順位は変わってくるとは思います。ですが、結婚した場合に必要な保障、保険を検討する上での優先順位を簡単に説明しておきます。加入する目的や人生設計によってこれらの優先順位を切り替えて自分たちの保険を作り上げていってください。

子供を持ちたい夫婦Aさんのパターン

子供は二人から三人ほど欲しい。収入は夫が中心で、私は家事とパートを両立しています。

このような流れで優先順位別に必要な保健をチェックしていきましょう。